誰でもわかる生活の情報局!

プロの専門家が、暮らしにかかわる大切な情報を初心者にもわかりやすく解説します。

知っておくべき『夏野菜』の基礎知識!

トマト、きゅうり、なすにピーマン…夏が旬の野菜たちは暑い日差しの中たくましく育ち、色鮮やかで、見ているだけで元気がもらえそうですね(^-^)どの季節の野菜(果物)もそうですが、旬の野菜(果物)はその時期にあった効果があり、天然のお薬です。

今回はそんな元気いっぱい夏野菜について紹介したいと思います。

 

■夏野菜の特徴

夏野菜は何と言っても【豊かな味わいと鮮やかな色彩】が特徴です。トマトの赤[リコピン]には高い抗酸化作用があり、なすの紫[ナスニン]には発がん予防の効果があるなど、ただ色が綺麗と言うだけではありません。また、煮ても焼いても生でも美味しく頂けます。[夏に必要な栄養が豊富]なのも魅力的です。夏野菜はカロテンやビタミン(C、E)を多むため、夏バテ防止に効果的です。また、水分が多いのが特徴です。このように旬の野菜はその時期に必要なように出来ているのです。

 

次は、夏野菜の特徴や購入する際の見極め方、期待される効能などまとめます。

1.トマト

[特徴]

・サラダ~煮込み料理まで幅広く使われる

・加熱すると甘味が増す

・栄養価が高い

[効能]

・風邪予防

・ガン予防

・高血圧予防…など

[見極め方]

・全体が真っ赤でずっしり重い

・皮にハリとツヤがあり、ヘタが緑でピンとしているもの

・お尻(ヘタじゃない方)に放射線状のスジがキレイなものは甘味が強い

 

◎上でも触れましたが、トマトのリコピンには高い抗酸化作用があり、免疫力がアップし発がんを抑える効果もあります。生でも加熱しても美味しいので、料理の幅が広いのも嬉しいですね。

 

2.茄子

[特徴]

・淡白な味でクセがない

・体を冷やす作用がある

・油と相性が良い

[コリン]と言う水溶性ビタミン物質を含み食用不振の解消に効果的

・切り口が空気に触れると酸化して変色するため、すぐに調理した方が良い

・アクが気になる場合、水に晒すが長時間晒すと[アントシアニ]が溶け出すため注意

[効能]

・ガン予防

・高血圧予防

・心筋梗塞予防…など

[見極め方]

・色が濃い紫のもの

・皮にハリとツヤがある

・形がふっくらしていて重みがあるもの

・ヘタの切り口がみずみずしく、トゲが尖っているもの(トゲがないものもあります)

 

◎なすの皮に含まれるアントシアニン系色素[ナスニン]には抗酸化作用があり、ガン予防などの効果がありますので、出来るだけ皮ごと使用しましょう。またカリウムも含まれ、血圧の上昇を抑える効果があります。

 

3.きゅうり

[特徴]

・成分の95%が水分

・歯ごたえが良く、独特の風味がある

・体を冷やす佐用がある

・カリウムを多く含む

・ビタミンCを破壊する酵素[アスコルビナーゼ]が含まれる

・酸がこの働きを抑えるため、酢を使った料理がおすすめ。また加熱することでも抑えられる

[効能]

・高血圧予防

・生活習慣病予防

・心筋梗塞予防

・むくみ…など

[見極め方]

・皮にハリがあり、トゲがピンと尖っているもの

・色が濃い

・重さがあり、均一の太さ(曲がっていても問題ない)

 

◎きゅうりは、成分のほとんどが水分のためか「栄養価の低い野菜」とも言われています。カリウムを多く含むため、ナトリウムを排出させる作用があり、これによりむくみ解消、生活習慣病の予防に繋がります。実際、栄養価もそれほど低くなく、期待される効果も豊富です。

 

4.とうもろこし

[特徴]

・米、麦と並ぶ主要穀物のひとつ

・カリウム、リン、ビタミンB1を含む

・コレステロールを下げる[リノール酸]、疲労回復に効果がある[アスパラギン酸]を含む

[効能]

・高血圧予防

・心筋梗塞予防

・動脈硬化予防

・疲労回復…など

[見極め方]

・頭のひげが濃茶色のもの

・ひげの数=実の数なのでひげがふさふさの方が実が詰まっている

・軸の切り口がみずみずしく、重みがある

・皮が綺麗な緑のもの(剥いてある場合は、実がふっくらとし、ツヤがあり、実が詰まっているもの)

 

◎とうもろこしはスナック菓子に使われたり、粉にして「コーンスターチ」として使われたり、他にもウィスキー、焼酎、お茶、油、飼料、プラスチック、バイオエタノールなどその活用法は飲食物だけに留まらず、様々なものに用途があります。また、ひげは生薬の作用があり、乾燥させたものは「南蛮毛(なんばんもう)」と呼ばれ漢方として使われます。

 

5.ピーマン

[特徴]

・ピーマン、パプリカ、フルーツピーマンなど種類豊富

・ビタミンCの含有量はトマトの4倍!

・においの元である[ピランジン]は血液をサラサラにし、血液凝固を防ぐ

[効能]

・風邪予防

・貧血防止

・ガン予防

・動脈硬化予防…など

[見極め方]

・ツヤがあり、色鮮やかなもの

・肩が張っていて、形がふっくらしている

・肉厚で弾力がある

 

◎赤ピーマンの[カプサンチン]と言う色素成分には、強い抗酸化作用があります。また、造血作用のある葉酸も多く含みます。葉酸は貧血にも効果があります。また、多く含まれるビタミンCにはメラニン色素の沈着を防ぎ、コラーゲンの合成を助けるなど肌に優しい成分となっています。

 

【まとめ】

夏野菜には、ガン予防、脳梗塞予防など三大疾病にも数えられる病気に効果を発揮するものが多くあります。また、紫外線によるメラニン色素の沈着を防ぐ、体を冷やす、夏バテ防止など夏に対抗する効果や作用もあります。旬のものは旬の時期が一番栄養価が高くなり、値段も安価な場合が多く、手に入りやすいです。こんなにお得で体にいいもの、使わない訳にはいきません!積極的に夏野菜を使って、猛暑を乗り切りましょう。

 

今回は以上です(^∞^)