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『お弁当』の基礎知識!~お弁当箱編~

幼稚園・保育園、学校や会社に毎日持って行くお弁当や運動会やお花見、遠足などちょっと特別なお弁当。SNSで話題のキャラ弁、デコ弁、節約弁当に曲げわっぱ弁当…など挙げるときりがないほど話題のお弁当ですが、話題の多さに比例してお弁当箱の種類も昔とは比べ物にならない位増えています。今回はお弁当箱について、選び方やそれぞれのお弁当箱の特徴などをまとめていきたいと思います。

 

【お弁当箱の選び方】

「誰が」「どう言ったシーンで食べるのか」が重要になってきます。まずは容量を見ていきましょう。

 

園児…270~400ml

小学生…400~600ml

中高生女子~成人女性…600~700ml

中高生男子~成人男性…700~900ml

 

以上が平均的な年齢別お弁当箱の容量になります。あくまでも平均的なものなので、年長さんで500ml食べる子もいますし、食べ盛りの男子中高生はもっと食べる場合もあります。逆に、ダイエット中のOLさんはもっと少なく…と言うことも。お弁当箱を使う人の食べる量を把握することが必要です。

また、通い始めの園児は親と離れて食事をすることに慣れていない子もいるので、食べきれず残す場合があります。そうした場合、少し少な目に詰め、徐々に増やしていきましょう。「全部食べることができた」と言う達成感が大事です。

お弁当箱が空っぽで戻ってくる場合、「量が足りている」と思わず足りていない場合もありますので定期的に量の確認をした方が良いです。

量の他にも、毎日のことなのでメンテナンスのしやすさ(洗いやすさ、耐久性)、見た目(使う人が気に入ったものを。特に子どもの場合好きなキャラクターや色を選ぶだけで全部食べることができた、など大きな意味をもちます)、持ち運び易さ(通勤、通学の方はかさばらず、汁漏れにより大事な書類や教科書が汚れないよう密閉性の高いデザインが◎)などが大事になってきます。

 

「食べるシーン」ですが、例えば食べる時間が決まっており、休憩時間が確保できる方は容量や上記に書いたことと相談して自分に合ったものを選びます。外回り等で食べる時間も決まっておらず、休憩もあまり取れない方はさっと摘まめるよう「サンドイッチボックス(かごの用なものが多く、通気性があり軽い)」や「おにぎりボックス(おにぎりが潰れないように入れるケース+ちょっとしたおかずが入れられるケースのセット)」などがおすすめです。暑さ寒さが堪える工場や現場勤務の方は、保温保冷出来るお弁当箱がおすすめ、と言うように「食べるシーン」もお弁当箱選びに大事な要素です。

 

【お弁当箱の種類】

最近ではお弁当箱の種類や機能が豊富になっています。しかし、その分選ぶのが大変…。ここでは、お弁当箱の種類、メリット、デメリットを紹介します。

 

〇プラスチック弁当箱

[メリット]

・熱、酸に強い

・電子レンジ対応のものが多い

・パッキンを使用しているものが多く、汁漏れしにくい

・安価で種類も豊富

 

[デメリット]

・油汚れが落ちにくい

・匂いや色が移りやすい

・劣化しやすい

 

曲げわっぱ

・人気があり、お洒落

・木で作られているので、木が呼吸することにより通気性もよく、お弁当箱の中の水分調節もしてくれる

・その為、夏はご飯やおかずが傷みにくく、冬はご飯が固まりにくい

・とにかくご飯が美味しい

・木の香りがいい

・メンテナンスできる

 

[デメリット]

・密閉性が低く、汁漏れしやすい

・電子レンジ対応していない

・洗った後、しっかり乾かさないといけない

・洗剤使用不可

・値段が高い

◎天然素材のお弁当箱に【竹かご弁当箱】もあります。通気性や香りが良い、痛みにくいなど曲げわっぱの特徴と似たところもありますが、その名の通り「かご」なので、内側にワックスペーパーなど敷いて使った方が使いやすいです。

 

保温弁当箱

[メリット]

・保温、保冷力に優れている

・耐久性がある

・ご飯のみ温かい、ご飯もおかずも両方温かい等種類が選べる(両方温かいものはランチジャーと呼ばれる)

 

[デメリット]

・重い!

スープジャーも保温弁当箱に分類されるので、スープジャーのことも少し。

スープジャー

ステンレス製魔法瓶と同様の真空構造。その名の通り、主にスープや汁物を入れます。他にうどん、ラーメン等温かい麺類を入れたりもします。パーツを分解して洗うことが出来るものもあるので衛生的。

魔法瓶の水筒もそうですが金属たわしで内部を洗うと内部の銅が露出し、中に酸性のもの(スポーツドリンクやトマトスープなど)を入れた時に酸と銅が反応、溶け出し[銅中毒]を引き起こす場合もあります。正しいお手入れ方法が大事です。

 

ステンレス弁当箱

[メリット]

・丈夫で壊れにくい

・汚れが落ちやすい

・匂いや色移りしにくい

・パッキン使用のものが多く汁漏れしにくい

 

[デメリット]

・電子レンジ対応していない

・金属たわし、研磨剤使用不可

 

アルミ弁当箱

・軽く丈夫

・汚れが落ちやすい

・アルマイトと言う人工的処理をしている為強度が高く、錆びに強い

 

[デメリット]

・汁漏れしやすい

・お弁当箱にご飯がつきやすく食べにくい

・電子レンジ使用不可

 

◎保育園、幼稚園ではお弁当箱を保温庫に入れて保管する園もありますので、そうした場合アルミのお弁当箱を指定されるところもあります。

丼用弁当箱

※二段に分かれており、下はどんぶりのような形をしている。(市販のお弁当の麺類が入っている容器のような形)

・二層に分かれている為、ご飯がべちゃべちゃにならない

・密閉性が高い

・汁漏れしにくい

 

[デメリット]

・主にどんぶりや麺類に使用するので、炭水化物多めになりカロリーが高くなる

・麺類以外にも使えるが、おかずがあまり入らない

・ややかさばる

 

使い捨て弁当箱

・キャンプや泊まりのお出掛け時におすすめです。使い捨てなので、汚れたお弁当箱を持ち歩く心配もなく荷物が減らせます。紙製、プラスチック製など安価に素材を選べるのも魅力的。昔は味気ないシンプルなデザインだけでしたが、最近は可愛くお洒落なものが増えています。

 

【まとめ】

今回はお弁当箱についてまとめました。「べちゃっとしたご飯」も「冷めて固くなったおかず」も「お弁当だから仕方ない…」と諦めず、お弁当箱を変えるだけで改善できることもありますので、ぜひ試してみてください。

私はお弁当箱の蓋を開ける時、幸せな気持ちになります。自分で詰めているので何が入っているかわかっていますが少しわくわくした気持ちもあります。外食も良いけれど、お弁当には気持ちがホッと落ち着く、暖かい気持ちにさせてくれる作用があるように思います。毎日のことで大変ですが、自分や食べる人に合ったお弁当箱を選んで、より美味しいお弁当作りを楽しみましょう。

 

今回は以上です(^∞^)